右上4番目と5番目の歯が無い為に、インプラント希望の患者様です。
埋入前の歯のない部分の口腔内写真と、レントゲン写真です。
この部位に、インプイラントをシミュレーションして、計画を立てます。
今回、この部位には骨が無い為、骨を作るソケットリフト法(増骨)を同時に行い、インプラントを埋入をします。
一般的には、この場合サイナスリフトと言う増骨方法を行いますが、腫れや痛み、さらに増骨後約6か月待ってからインプラントを行うので歯が入るまでに1年がかりの治療になりますが、ソケットリフト法と同時にインプラントの埋入手術を行うことで腫れや痛みもほとんどなく、2か月程で最終的なセラミックの歯が入り、治療が完了することができます。
さらに、当日に仮歯まで入れて帰ることも可能になりました。(個人の骨の状態によります)
今回はガイドステントという、正確な位置にインプラント体を埋入出来る物を準備して、オペを行い、当日に仮歯まで同時に入れる事が出来ました。
こちらがガイドです。
ガイドを使い埋入位置を確認して、ソケットリフト法で骨が足りない部分に骨を足しながらインプラント体を埋入しました。
インプラント埋入後のレントゲン写真です。
埋入前と埋入後を比較したレントゲン写真です。
埋入が終わり次第、仮歯を作製し、当日中に装着。
インプラントを埋入した部分に即日仮歯が入るので、歯が入った状態で帰ることができます。
硬いものは控えて頂きたいですが、柔らかいものは噛んでお食事をすることも可能です!
埋入前の画像です。
埋入後、仮歯も入った状態の画像です。
約2か月後に、ダイアモンドセラミック(ジルコニアの上部構造)の型取りを行い、次回最終の歯が入って終了です。