仕上がりの美しい 前歯インプラント(1ピース、2ピースインプラントの違い)

 

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40代男性、左上1番の1本インプラント治療です。

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前歯は抜歯すると骨や歯肉の吸収が大きく、インプラント治療で最も難易度が高く難しいとされる場所です。審美性・機能性の両方ともに、仕上がりの美しいインプラントが必要です。(写真上)

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抜歯後の骨の吸収部分(凹んでる場所)。インプラントと同時に、再製治療にて骨と歯肉を作ります。(写真上)

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インプラント埋入後、6週間。人工の骨を同時に使用して歯肉の幅の形態を治していきます。(写真上)

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さらに歯肉の高さの形態修正を行います。(歯の付け根ラインの位置が右左非対称)(写真上)

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他の医院で治療されたよく見かける右左非対称のインプラント治療終了後の写真。これでおわりでは審美的に綺麗ではありません。インプラントの種類によっては仕上がりの綺麗なインプラントが出来ない事が多いです。(上写真2枚は、1ピースインプラントの完成イメージ)(写真上)

ここから審美的な治療を行い完成させていきます。

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インプラントの材料や治療法によって1ピースインプラントと2ピースインプラントというのもがあります。特に1ピースインプラントでは審美的には再現が難しく、機能的にもすきまが空いて食べ物が入りやすいなど後での問題が起こりやすいため、2ピースインプラントをお勧めします。(左上図。クリックで拡大します。)

また、骨の状態のよってインプラント斜めに入れなくてはならない場合も多くあります。2ピー スインプラントであれば、斜めに入れる必要があっても、無理のない自由な方向に被せ物が作れるのでインプラント体に負担が少なく審美的にも機能的にも優れ た理想的な形の歯が作れます。からだの一部になるのですから、無理のないいい物を長く使って欲しいと思ってます。(右上図。クリックで拡大します。)

 

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これは2ピースインプラント。当院では、すべてこれを使用しています。仮歯を使用し、黄色い線の位置の天然歯と同じ歯肉の形態に治していきます。(写真上)

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歯があった状態と同じ形態に歯肉が完成。真ん中に見える物はインプラントの部分です。(黄色い線の歯肉ラインの厚み、位置がほぼ右左対象に完成)(写真上)

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歯の生物学的形態に仕上げて完成。ラインもほぼ一致。
(ツーピースインプラントにて歯肉の完成)(写真上)

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当院はインプラント治療で最も難易度が高く難しいとされる前歯部の症例が多数あります。審美性・機能性の2つにこだわりを持っています。症例にあわせて、著名な方や、モデル、芸能人の方などの歯を手掛けている一流の技工士にオーダーしセラミックの歯を作成します。

※前歯部は骨が薄く、歯肉も薄いため、前歯のインプラントの症例写真が豊富にある医院か必ず確認をしましょう。(写真上は見た目だけではなく生物学的に本物の歯に近いタイブに考えられている、アストラインプラントのシステム)

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インプラント治療前(赤い部分はインプラント予定部位)

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インプラント治療後。レントゲンCTを完備にて、術中にも撮影出来るので予定部位へ安全・正確にインプラントを行う事が可能です。

7 術前

34 術後